2012年9月26日水曜日

ハタチの家出 2.



ゆいに教えてもらったモエレ沼公園
雪が降る頃に行ったけど、夏もきっと綺麗だから って








ガラスのピラミッド

中は冬場の雪を利用した冷房でひんやりしてる
ゆいが踏んだ雪が巡ってたりするのかな





モエレ山もプレイマウンテンも息を切らしながら登った
上から見る景色と風が最高で
こんな街に住んでるのかあって、そして私今その街に来てるのかあって

札幌歩いてるときに子育てここでしたいとか考えててさ(ちょっと笑えるよね)
公園で遊んでる家族を見て、すごくうらやましく思った

前後でキャッチボールしてた
彼女の靴がいいなあって


イサムノグチのギャラリーで映像を一人でずっと見てたら
あくびが手伝って、ぐすぐすしてしまった
原生林だったそこが、どんどん発展して、ゴミ処理場になって、
イサムノグチによってこんなに素敵な場所になって人が集まって
地球への彫刻

イサムノグチは彫刻は不完全でいいと言っていて
完成させるのは遊ぶ子供とか季節とか自然だと
完成を見ずにこの世から去ってしまったけど
お空から見ても本当に素敵な公園なんだろうなと思う。





洗濯機が回ると上に乗ってるだるまさん達も回る


書きたいことも書き留めておきたいことも色々だけど
一人で行ってよかったと思う
札幌は本当にお気に入り
ビール工場でたべたチーズソフトも
一人で入った回らない寿司も
あの時さしてた西日も
声をかけて行ったライブハウスも全部忘れたくない
駅を発つときは涙がぼろぼろでてきた
(思えば泣いてばっかり、)
この街に恋をしたし、
あの夜からは今でもやる気をもらってる



ゆいが撮ったモエレ沼公園
その記事
いつもいい写真撮ってる、好き

冬は冬眠してしまう人間だけど、冬にも来たいなって思わされた



行こう






ハタチの家出 1.



20歳になった夏
一人暮らしだけど北に家出をしました
最終目的地は札幌。7日間。あとは何も決めずに



伊達の牛タン




一人は割と好きな方
3人兄弟の末っ子だけど、年が離れているので一人遊びも得意。
幼稚園児のときから1人家でお留守番が普通だった

東京に出てきてから、出かける所ははじめての所ばかりでアクセスの仕方を調べて出かけて
でも思い通りにつくことはめったに無くて、
人にぶつかりそうになりながら携帯の地図を見て、ビルの名前を見て
ここがこれで、これがあっちにあるから、ここの角曲がるのか!って

人はぶつかってしまうくらい沢山いるのに、
地元にはそんな目印になるほどビルも無いし、迷ったら人に聞く
それが1番早いし、親切に連れてってくれたりするから確実に到着できる
どっちがいいだとか、悪いだとかいうことでもないけど
一人でできる気になってる自分をどうにかしたいなって



おいしいものは一人で食べてもおいしい
でも隣に居る人にこれおいしいねーって言いたかった
目ぎゅっとつぶって足をじたばたすることしかできなかった
一緒にいたら本当はもっとおいしかったんだろうな
(おいしすぎて麦ご飯おかわりして、電車3時間後のやつにしたのはここだけの話)



SHINKANSEN



人と会話したすぎて、レジの時のお願いしますと、おつりもらうときのありがとうございますにいつもの7倍くらい気持ちこもってたと思う

木古内で3時間くらい暇で散歩してたら出会った
人間不足だったからカメラ向けた男の子たちがポーズしてくれたときは何故か泣いた
嬉しかったよ、ありがとう

あと北海道ついて1個目のセイコーマートに感動した
海を見ながらセイコーマートで買ったご飯たべて、
あの時のメロンの形のアイスおいしかったなあ
しあわせ



2日目の夜23時過ぎについた八戸で怖い思いをしたけど、
今となっては笑い話